シナリオ講座や小説学校の選び方のコツ

シナリオ講座や小説学校の選び方のコツ

数多くあるシナリオ講座や小説の学校。
どれに通えばいいか、悩みことはありませんか?
今回はそんな、シナリオ講座や小説の学校の選び方について書かせていただきます。

今の自分の状況に合ったところを探す

まず最初に考えなければいけないのが、現在の自分の状況です。
例えば、学生としてじっくりと腰を据えて通うことができる場合と、社会人で仕事がある場合では選択肢が変わってきます。
専門学校として通うのであるならば、全日制の学校に通うことができます。
逆に会社員ですと、昼間に学校に行くわけにはいきません。

私もシナリオや小説を書いてみたいと思ったのが社会人になってからでした。
その時は昼間しか行けるところがないと思い諦めていました。
当時はライトノベルに興味があり、どこか教室をと探していたのですが、全部全日制だったんですよね。

ですが、調べているうちにシナリオ講座を見つけて通うようになりました。
そこで最初に教わったのが、シナリオは話作りの基礎となる部分になることです。
シナリオを勉強すれば、それは小説にも生かせるということです。
ですので、会社に勤めていて小説の学校に行けなくても悲観することはないです。

シナリオ講座なら夜間でも色々ありますし、今は通信などもやっているところもあります。

今の自分に合ったところを探しましょう。
決して、会社を辞めて一念発起して学校に通うというのは止めた方がいいです。
会社を辞めるのはデビューしてからも遅くないですし、逆にデビューして最初に編集から言われるのは「会社は辞めないでください」なので。
また、デビューは正直、運の要素も強いです。
この辺は別の機会で書きたいと思います。

どのくらいの予算があるか


これは上の、自分の状況に合ったという部分に被るのですが、やはり金額面も考慮する必要があります。
学校の場合は金額はそこまで大きく変わりませんが、シナリオ講座の場合は結構、金額も変わってきます。
また、シナリオ講座の場合は月に何回あるか、合計で何回講座があるかで金額も決まってきます。
その点も含めて、決めましょう。

学校と講座の違いについて

一旦、ここで学校と講座の違いについて触れておきます。
学校はその名の通り、週5回が基本で、一日4時間くらいの授業があります。
講座の場合は大体1週1回2時間くらいです。

中には2週間に1度というところもあります。
これは必ずしも、2週間に1回しかない方が不利というわけではありません。
自分の書くペースもあります。

学校にしても講座にしても、基本、自分が書いたものに対して講師が指導してくれます。
ですから、授業までに書けなければ当然、指導してもらえる機会が少なくなります。
張り切って学校に通ったとしても、週に1度しか出せなければ、講座に行っているのと変わらない場合もあります。
(学校の場合は純粋に授業と言うことで、教わることもあるので全くの無駄になるというわけではありませんが)

2週間に1回くらいが書けるペース的に良いという場合もあるので、そこも考慮しましょう。
ですので、自分が1週間でどのくらい書けるかを、あらかじめ知っておくとよいでしょう。

 

講師の先生が、自分に合ってるか


これはとても重要です。
最重要と言っても過言ではないでしょう。

まずは自分が何を目指しているのかをしっかりと確認しておきましょう。
それは、例えばシナリオを書きたいとか小説を書きたいという大きな枠ではなく、ジャンルになります。
恋愛もの、ファンタジー、現代もの、学園もの、コメディ等々です。

講師の先生と言えども、オールマイティというわけではありません。
というより、講師の先生は何かしらの得意分野があるはずです。
その得意分野と、自分が教わりたい分野が合致していると、上達も早いです。

逆を言うと、そこが合致していないとなかなか成長するのも難しくなってきます。
例えて言うなら、テニスプレイヤーになりたいのに、卓球のコーチに教わるようなものです。
基本的な運動の理論は習得しているはずですが、高度な部分はやはり専門家に教わった方がいいでしょう。

ですから、必ず講師の先生の作品は見る、読んでおきましょう。
その作品が好きだと思えるのなら、自分に合っているはずです。
逆に面白く感じれない場合は、その講師からの助言に納得できないことが多くなっていきます。
基本的な作法や構成的な部分の助言は納得できるかと思います。
ですが細かい部分に関しては助言を貰っても、そうは思わないという部分が少なからず出てきます。

なので、無条件で有名だからとか、金額が合ってるからとかで決めないでください。
ほとんどの講師の人はプロです。
代表作品が紹介されているはずなので、その作品を見てから決めましょう。

自分が通っていた講座の仲間で、ファンタジーが書きたいという人がいました。
ですが、その人は講師の先生から「ファンタジーは禁止」というルールが課せられていました。
ただ、これには色々な理由があります。
それは、シナリオ講座だったので、賞に出すにはファンタジーは難しかったという部分もあります。
そして先生は現代ものが得意だったため、その人とあまり合わず、結局はその人は講座に来なくなってしまいました。

ですので、講師の先生はかなり重視して選んでください。

何を目指す講座なのか

上でも少し書きましたが、その学校または講座が何を目指しているのかも見てください。
学校であればラノベ作家を多く輩出していますし、シナリオ講座の場合はラジオやテレビドラマでデビューしている生徒が多いです。
当然、それを目指した授業となります。
テレビドラマやアニメシナリオを書きたいのに、ラノベを推す学校に行っても、遠回りになってしまいます。
また、この業界は横の繋がりが強いという側面もあるので、通うところによってデビューするまでのハードルが変わります。

ラノベの学校はラノベを出版している出版社と繋がりが強いです。
シナリオの講座はテレビ業界との繋がりが強いことが多いです。

もし、ラノベ作家を目指していて、全日制の学校に通えない場合は、シナリオの基礎講座で基本的なことを学び、後は独学でラノベを書くのもいいでしょう。
変にシナリオの上級コースに行くと、シナリオをずっと書くことになる場合もあります。
そこはしっかりと見極めましょう。

生徒数

1人の講師で何人の生徒を見ているかも重要になります。
当然ですが、生徒が少ない方が講師の先生に見て貰える時間が多くなります。

一見すると、生徒数が少ない方が有利に見えます。
ですが、そんなこともないです。
というのは、生徒数が少ないということは人が集められていないということです。
例えば、実績があまりない、強い横の繋がりを持っていない、有名な講師がいない(代表作に有名なものがない)という問題があります。
たくさん先生に見て貰える反面、デビューがしづらいという側面も持っています。

正直に言って、この業界はコネでデビューすることも多々あります。
先生に認められれば、先生の仕事を手伝う形でデビューなんてこともあり得ます。
なので必ずしも賞を取るだけがデビューというわけではありません。

以上のことを踏まえた上で、通うところを決めてください。
どこに通うにしても、お金も時間もかかります。
後悔のないように、しっかりと事前に情報を集めてから通うようにしましょう。

それでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。