ゲームの売り上げ増加!ガチャキャラの売りとなる3つの要素

ゲームの売り上げ増加!ガチャキャラの売りとなる3つの要素

ソーシャルゲームでかなり重要度が高いのはガチャキャラクターです。
ガチャキャラクターがゲームの売り上げを作ると言っても過言ではありません。
では、ガチャキャラクターはどのようにリリースしていけばいいのでしょうか?
今回はそんなガチャキャラクターの売り方について解説していきます。

大きな3つのポイント

ガチャキャラクターが売れる要素としては3つあります。

・性能
・イラスト
・ストーリー

下の要素がすべて入っているが理想ですが、逆に全部入れていくとゲームの寿命を縮める可能性が高くなります。
ですので、どれか1つ、もしくは2つの要素を入れてリリースしていくのがいいでしょう。

また、この要素にはそれぞれメリットとデメリットが存在します。
要素を組み合わせることでデメリットを減らすこともできますので、試行錯誤してみるのをお勧めします。

それでは上の3つのポイントを一つずつ解説していきましょう。

性能

そのキャラクターがゲーム上でとても強いというのがあります。
これはゲームをある程度やり込んでいるユーザーに対しての施策となります。
つまり中級者と上級者はこぞって欲しいと思うでしょう。

また、上級者の方が課金し慣れているのでかなりの売り上げが見込めます。

逆にデメリットについて解説します。
まず、インフレが早くなります。
性能がいい、強いということは今まで出してきたキャラクターよりもいいということになります。

そして、次はこのキャラクターが基準となりますので、性能で売る場合は、そのキャラクターよりも性能を上にしなくてはなりません。
そうなるとドンドンと強いキャラクターを出し続けなくてはならなくなります。
逆に言うと今まで出てきていたキャラクターが相対して弱くなっていきます。
こうなるとユーザーは「どうせ、また後からもっと強いキャラが出るんでしょ」という思考になり、買い控えするようになります。

ひと昔に流行ったのが「特攻キャラ」というものです。
これは「あるイベントで使うと効果が高い」というキャラクターです。
たしかに「そのイベント」では絶大な強さを誇るので、ユーザーは欲しがります。
さらに、そのイベントが「終わってしまえば」、その「特攻効果」がなくなり、全体的に見るとそこまで強くありません。

こうすれば、新しいキャラを出しても全体的な強さのインフレが起こらなくなります。

しかし、この手法も手垢がつき、すたれていきました。

というのも、「イベントが終わると弱くなる」のと、「イベントごとに買わなくてはならない」という2重のデメリットがユーザーに発生します。
さらに、特攻キャラさえ持っていれば、初心者が上級者と対等に戦えてしまうという事態が発生します。
そうなると、上級者は面白くないわけです。
ずっとゲームをやっていた自分よりも、ポッと入ってきて、少し課金しただけで対等になってしまう状態なのですから。

そうなれば上級者はゲームを辞めてしまいます。
ゲーム上級者は正直言って、熱量が高く課金も多いユーザーです。
その上級者が抜けていくゲームには未来がなくなっていくわけです。

そういうわけで、特攻キャラというのは今ではあまり見なくなってしまいました。

最近はある一点の性能を強くしていくという手法が多くなってきました。
全体的に強いのではなく、「このような状態だと力を発揮する」というキャラクターです。

つまり基本攻撃力は低いが、HPが半分以下だと攻撃力が1.5倍になるなどです。
このようなキャラクターは上級者ほど、うまく使えるので上級者に好まれます。
(半面、初心者には使いこなせないというデメリットがありますが……)

このように「性能」一つとっても、色々な強さの方向が考えられますので、工夫していきましょう。

イラスト

次にイラストについてです。
これはそのまま、「好きなイラスト」なら思わず買ってしまうというのを指します。

見た目で欲しいと思わせる手法です。
ユーザーはイラストが欲しいと思うので「性能が低くても」売れます。
全体的なゲームバランスを崩すことなく、新キャラを追加できるわけです。

一見するとメリットだらけかと思いますが、そうではありません。
ひと昔前、つまりソーシャルゲームが業界として盛り上がり、伸びていってる時代では「絵が良ければ売れる」なんていう神話がありました。
この発言は完全に「素人の運営者」の考え方になります。

実際、「イラストだけで」売れる時代もありました。
なのでそう勘違いした人も多かったのでしょう。
ですが、今の時代では通用しない考え方です。

では、どうして通用しなくなったのでしょうか。
それは「別にゲームじゃなくてもいい」からです。
さらにいうとゲーム内で弱ければ使えないですから、イラストを見るだけの存在になります。
好きなイラストレーターは画集なども出していることが多く、それを買ってしまえばいいわけです。
それに、そのゲームがクローズしてしまったら、もう見れなくなるわけです。

さらにユーザーの好みは千差万別です。
人気のイラストレーターを使ったとしても、そのイラストレーターのファンがどのくらいゲームユーザーの中にいるかが問題です。

たとえば、男性向けのゲームで、女性に人気があるイラストレーターのイラストを出しても売れません。
ちゃんとどのようなユーザー層がいるのかを見極めて出す必要があります。

そして、人気のイラストレーターであればあるほど、金額が高いです。
ちゃんと回収できるかなども考慮しなければなりません。

今では完全にイラストだけで売れることは難しいでしょう。

ストーリー

最後にストーリーについてです。
これはどちらかというと「キャラクター性」と言った方がわかりやすいかもしれません。

つまり、好きなキャラクターであればつい買ってしまうというのがあります。
アイドルマスターなどの「アイドル系」のゲームで使われる手法です。

もちろん、アイドル系のゲームだけではなく、どのジャンルのゲームでも通用する手法になります。
お気に入りのキャラクターであれば、たとえ弱かったとしても集めたくなるわけです。

キャラクター性なので、ゲーム内で見ることが目的となりますので、ゲーム上で買う意味があります。

ではキャラクター性で売ることのデメリットについて解説します。
一番の難点はある程度登場させて「ユーザー認識度を高く」しないといけません。
つまり、完全に新規のキャラクターの場合は「え? 誰?」となりますので、全く売れません。

なので、キャラクター性で売るためにはある程度の仕込みの期間が必要です。
メインストーリーやイベントストーリー、キャラクタークエストなどで登場させて、ユーザーにそのキャラクターを知ってもらうのです。
そして、そのキャラクターが気にってもらえれば、満を持してガチャで登場すると買ってもらえるというわけです。

もしくはパッケージ化するという手法もあります。
これはどういうものかというと、例えば10人衆という組織を作ったとします。
つまり、十人一組のキャラクターたちです。

人には「収集欲」というのがあります。
集めたいという欲です。
10人衆のうち4、5キャラ手に入れれば、残りのキャラクターも手に入れたいという欲が出てきます。
それが多少好きなキャラクターじゃなかったとしてもです。
完全に思考としては「10人衆を集めたい」というものになっているので、10キャラクターが売れるというわけです。

ですが、このパッケージ化もちゃんとパッケージとなるグループをしっかりとユーザーに認識してもらわないといけません。
設定のみで、ということもできますが、やはりストーリーなどで見せたほうが効果はあるでしょう。

さらにデメリットとしては、「人気が読めない」というのがあります。
意図して人気キャラクターを作れれば苦労はありません。
どんなキャラが当たるかなんていうのは、誰にもわからないのです。

なので、色々なゲームでは「人気投票」をやることで、その傾向を調べていくわけです。

最後に

ガチャキャラクターの売り方の要素について解説してきました。
読んでいただけるとわかると思うのですが、1つの要素では難しいです。

つまり、イラストと性能を合わせる形や、イラストとキャラクター性を合わせていくことで、よりユーザーに欲しいと思わせることができます。

なんにしてもユーザーは「ゲーム」をしにくるわけです。
いくらお気に入りのイラストやキャラクター性があったとしても、ゲーム内でまるで使えないとユーザーも冷めてしまいます。
ですので、ある程度の「性能」や「使える状況」を用意するといいでしょう。
(これが一番難しいのですが……)

また、最近はキャラクター自体を好きになってもらうために、キャラクタークエストと呼ばれるストーリーを付けるゲームが多くなってきました。
昔はついているほうが珍しいくらいだったのですが……。

やはり、時代によって売り方も変わっていきます。
ですので、今回挙げた要素にこだわるのではなく、他のゲームではどうしているのかのアンテナを常に張っておくことが重要です。

いかがだったでしょうか?
少しでもあなたの参考になっていただければ幸いです。

それでは今回はこの辺で。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。